無政府主義者がお送りするちょっと変わった恋愛相談所
中年からの再婚は今後も難しくなってくる。孤独で寿命が縮まる男性。コミュニティを作ることが得意だけど、再婚には至りづらい女性。中年が再婚を考えた時にズレが生じるのは何故か。普通であれば「思いやりをもった人と」や「見た目よりも心が大事」「お金持ちが幸せ」なんていう世界。昔からですよね。
でも上手くいかない。そんな常識から脱却すると、ひとつ乗り越えられるかもしれませんね。
目次
【ルッキズムは変わらない】
誹謗中傷は悪い事だとは思う。今は「顔で判断してはいけません」という世界に変わりました。非モテ顔の僕らには嬉しい時代。こぞって「優しさをアピールして再婚するぞー」と意気込むが、出来ません。世の中が「顔じゃない!中身だ」と言っているのに全然モテてきません。何故でしょうか。
諦めるしかないのですが、顔とスタイルが第一は変わらず、口にしづらくなった世の中になっただけ。
これですね。
ただこれは、本能です。また一般的に顔が良い男女でないと上手くいく行かないが決まらない事は知った方が良いです。
中年になった場合、新たに子どもを作ろうと考えないかも知れませんが、所詮人間は地球からみれば単なる生物です。性的欲求が男女を結びつけます。
つまり男女共に性的能力が衰えると、自然とお互いを求めなくなります。だから見た目で判断されるのですね。もちろん女性の場合は男性に欲情する人を探そうといった簡単なお話では、ありません。本能的に生きられるかどうかを「年収」で判断したり、医療の発展が進み「健康」が数値化されたり病名が生まれたわけなので、判断しやすくなったりと人間が更に知識として得た事により、更に具体的に選ぶことができるようになって、見た目が更に重要視されてきたという事ですね。
顔が良い者が好かれる
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社会的に得をしているような気がする
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より良い遺伝子を残そうとする本能が働く
すごく簡単に伝えるとこういった現象が生まれます。しかし再婚の場合は、一度失敗しているという事実があります。
「お金」で失敗すれば「お金」が条件。
「浮気」で失敗すれば「一途」が条件。
最初は勢いだったけど、「生理的に許せる見た目」+条件が生まれるから再婚しづらくなるのですね。条件が自分の中で確定すれば見た目に自身がない人は、数会うしかないということになります。
何故かルッキズム=美か醜かの判断として使われるのですが、性格悪そうだなぁという顔をしていれば、近づきません。よく仕事場でも同じ能力なのに顔が良いと出世するとかもそうなのですが、美か醜かではないです。悪そうか良さそうかを人は判断します。
人は知らない物に対して、興味と同時に恐怖も感じます。それを判断するために「顔」の良し悪しを確認します。顔が良い人は、笑顔の大切さを無意識に理解していて、自分の顔が他人に好まれる可愛げのある顔を理解して使い分けています。
つまり、好感が持てる屈託のない笑顔を手にいれられれば、誰でも確率を上げられる可能性が高くなるってわけですね。
中身というのは、その人と暮らした軌跡です。昔良かったけど、歳をとって、パートナーが変わったら悪くなる場合もあります。ダメンズ製造機とかね。
つまり本来なら過去のその人を聞いても、判断材料とはならないのですね。人は付き合った人間の質によって性格や行動が変わるからです。それを「学歴」や「年収」「付き合った恋人の質」「仕事」なんかで判断しようとします。
知っている方は知っていると思いますが、裁判官ですら「クソ野郎」はいるのです。法の番人だから「誠実である」とみんな勘違いしているわけですよ。付き合ってみて結果良かったというしかない性質のものでありまた、自分自身が相手をクソ野郎にするか、天使にするか、本人次第と本人の考え方によって、いかようにも捉えられる問題です。
実際誰もが、やってみないとわからないと解っているのに、本能的に「見た目」で判断してしまい、更に過去の軌跡や学歴で自分を安心させているだけに過ぎない事を気づいていないから上手くいかないという事ですね。
【年代&時代別恋愛勉強ができない】
一番多いのが時代別ですよね。令和のテンションと、知識で挑むとズレが一部生じます。
現在中年の年代であれば現在令和6年から計算すると昭和後期~平成初期くらいですかね。相手が昭和後期なら価値観も昭和後期のままです。時代は色々変わっているのですが、芯となる物は、変わらない事が多いのですね。
それを都合の良い部分だけ令和に合わせてしまっては、上手くいくはずもない。
性に関しては、若いままで問題ありません。本能的、生物学的にも若い頃と同じなら凄い事だと思います。(私はもう無理す・・・・・・)
ただ昭和の価値観が否定をされているが、昭和に生まれたのであればずっと引きづってしまうのが、事実あります。そこをある程度受け入れないと同世代と再婚するのが難しいのです。じゃあ40越えても20代と結婚すれば良いのですが、そうなると途端に奥手になります。不思議ですよね。
恋愛はあくまで性であるのが一般的です。孤独を感じるのが嫌だといっても男女が共にいる理由はそれでしかありません。
「老人は」と聞かれても共に生きた軌跡と家族の絆というものが、年月をかければ生まれるからです。昔と違うのはお父さんだけでなんでも賄える時代ではなくなったという事実です。
今の老人はお父さんだけで賄えた時代です。現在は政治的に多くの国民は協力しなくては生きていけない時代です。昭和生まれは、お父さん頑張ってを見て育ちました。今お父さん頑張ってじゃ生きていけないのにお父さんはプライドが高かったり、お母さんがぶら下がって、家事もやれとか言います。合わせづらいですよね。
性は若いままで良いです。むしろ若さを本気で保てるならかなりのものだと思います。でも生活は時代に合わせないと無理が生じます。昭和の価値観。平成初期の価値観。今の価値観。それぞれを理解しないと上手くいかない原因になるんですね。
メディアや国に植え付けられた「常識」を俯瞰的に見て判断し、自分が出来る事、相手に求める事を自分自身で理解し、お互いが納得いく形を作らなくては、上手くいきません。
国が仲良くするためのサポートをするわけではないからです。
ところが、学校教育の影響で一定のラインを作り、みんなでゴール。そこから外れる者を排除あるいは、納得ではなく、説得しようとするからジレンマが起きます。
ホモサピエンスである以上、日本の虚構に付き従って行動を制御されやすくなっている自分をまずは、解き放たないと中年からの結婚を考えた際に自分自身がなにに捕らわれているかがわからないまま、進めてしまいます。
(なぜホモサピエンスの話がでるかは、長くなるのでサピエンス全史でも読んでください)
なぜ女性が、軽視されてきたのか、女性とはどういった存在だったのか、役割とはなんなのか。江戸時代の恋愛感くらいではなく、10万年前くらいまで遡って知り、今と照らし合わせると、段々わかると思います。
【頭でっかちが遠ざける】
こんな文章だらけの記事をここまで読める方は、そもそも地頭が良いから必要ないかもと思いますが、現在「正しい事をいう成功者」の話をおよそネットで聞くことができます。
出来ますが、誰も成功者になれません。何故でしょうか。
簡単です。その方と同じような努力をしないからで、出来ないからです。ただ知識を持つと出来た気になってしまうからなんですね。
有名人の啓発本も読んだだけで同じように成功した気になってしまうから厄介です。また啓発本など全く意味をなさないと、知識人は語るのですが、私はそうは思わず「なにか自分を変えたい」という思いが発生し、考えるきっかけになるのであれば、それで良い、理解したが行動できない、それでも良いと考えている派です。
ただその知識を持ち行動しない者が、知識をたてに出来た気になってしまう事だけが問題だからです。
例えば前章で「若さを保てるならそれが良い」と記述したが、そのために何ができるでしょうか。
野菜食って、適度に運動して、よく眠り、オキシトシンが出やすい生活を送ってみる。など、わかっていても出来ていない人が、ほとんどです。本来全て現代の科学力で効果があるって事が分かっているのに、ほとんどの人が、ありのままの自分を変えられる人は、いません。じゃぁどうするかって話ですよね。
知っている知識はあるけど、自分には出来ないことを理解してくれる人を探すという方法しかないと思うのです。そしてそれは自己開示の必要があります。
(だって言われたら単純に「ムカつく」でしょ)
だから自分から出来ないことを明示することが大事であり、その上で付き合えば良好な関係を築きやすくなる確率が上がります。
例えば見た目。私の場合であれば、野菜を食いまくるや、筋トレをして体系を維持する事は出来ますが、寝るのは苦手で、タバコもやめられません。つまり維持するために喫煙と不眠は敵なのですが、出来ないのです(禁煙できる方法があるなら教えてくれー)
まぁ太ってはいないと思うので、成功はしていると思うが、肌つやに関しては、科学的には寝られて、禁煙できればという伸びしろはあるという事ですが、出来ないと言って納得して付き合ってもらえればそこに問題が起きる事が減ります。
それを「タバコは体に悪い」「眠れないと肌に悪い」って他人に言われると「わかっておるわ」とムカつくことでしょう。喫煙者の全員が認識していて、おそらく全員辞めたいと思っている。なら自分から発信して納得の上付き合う事って大事だよ。説得じゃなくて納得が大事だよという話でした。
【過去の苦しみは乗り越えられる】
例えば「浮気されて苦しかった」がネックになったとします。そうはならないように誠実性の高い人をそんな方は選ぼうとするのですが、それ自体は間違っていないと思います。ただ、探して付き合う人が数人いればまたそういった目に合う事も予測されます。何故なら浮気性な人間を無意識に好む自分がいるからです。
ただ、人の耐性は鍛えられているといった自分に気づかない人も多いというわけです。
そこを恐れて行動や決定の足枷になっているのであれば、飛び込んでみてください。「浮気性っぽいな。でも好みの人なんだよな」となって尻込みしなくても、驚くほど対処能力が上がっている筈です。「他は良いけど、浮気をしたら一発アウトです。それでも付き合えますか」と書面は交わさなくて良いが、口頭で述べるだけでも相手の行動は、制限できます。それ以上に好きな人が出来ない限り付き合うのでしょう。
恐れている自分だが、動けなくなる原因が過去の苦しみで視野を狭めるくらいなら自分で対処する方法を考えたほうが良いということです。そして過去に辛い思いをした自分の成長を図り知ることをまずは試すと良いと思います。
この時に他人に相談する事は、しないほうが良いですね。一切のバイアスをかけない状態で対応する。これが大事です。
好みを変えるのは、難しい話です。私もわりとB線だと言われますが、他人に「えっ!?あんなBと」と言われて若い頃はなんか恥ずかしいとおもって可愛い子を態々連れて歩くってことをしたりするのですが、自分の満足はいかないのです。他人の意見など全く私には必要がなく、現代であれば付き合った人間で人を計る行為は、全くもって失礼な話である。ただ昭和組は「美形」が勝ち組みたいな風潮があったが「幸せかどうか」は自分自身が決める事であることを思い返して行動すると成功確率があがると思います。
いかがだったでしょうか。
なにかのヒントになれば幸いです。
凛1129
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