
【理由を考える】
最近様々な暴力夫の漫画なんかが散見している。よくあるパターンが
「なにもしていないのに怒鳴られる」
「気に入らないことがあると殴られる」
「失敗すると無視されたりする」
あくまで漫画で、レビューなんか見ても「共感しました」「うちもこれと同じです」などと言った意見が寄せられている。
果たして本当にそうだろうか。
なぜ殴られたり、怒鳴られたりするのだろうか。
暴力のパターンは大きく分けて4つです。
・サディスティックな欲求
・ナルシスト性の高さから
・懲戒権的理由で
・なんらかの起因があっての怒り
サディスティックな欲求から暴力を奮って来る場合恐らく無理ですよね。
性的志向です。虐待により苦痛を感じている配偶者が好きなのです。
これだけは解決しようがありません。
ナルシスト性が高く男の要望に答えられないと殴られなくても暴力的行為に匹敵する攻撃をする場合も治す事はほぼ不可能です。
懲戒権的なものは、時代と理由によります。
例えば近所の子どもをひっぱたいたり、近所のよく行くスーパーで万引きしたりすれば瞬間的に殴られる可能性もあります。
「おい、お前何やってんだよ」
法的には暴行罪、傷害罪なのでしょうが、この場合妻側も犯罪を犯しています。
また、おじいちゃん世代であれば家族を殴って管理する風習が当時は全体的にあったため、仕方がないと言えば仕方がありません。
会社とかでも「妻の教育がなっていない」などといった事があった時代だからである。
近所の子どもをひっぱたいたり、万引きしたりしていなくても「いや、それは無いだろ」という場合も多々見られる。
問題は時代的な風習に根をはらしている場合は、理由なんて特にないのだ。
また、なんらかの起因があってとは、セックスレスであったり、不貞がバレたり、普段は夫をバカにしていたが遂にといった場合は、過失は妻側にもある。
この場合、夫が逆ギレするパターンで殴られたりするのであれば、ナルシスト性が高いに分類される。
【偏差値が高いとそんなことにならない】
みんな言わないからあえて言おうと思うが、おじい世代は別として、現在の中年以下の世代で偏差値が高いと殴ったり殴られたりしていることが少ない。
これは夫がバカだとか一方的な意見であれば読んでいて気持ちが良いと思うが、残念ながら女性にも当てはまる。
ここで言う偏差値が高いと言うのは、学歴の話ではないのだが指標として伝えるなら偏差値65以上で暴力が振るわれるような状況が作られている事がほとんどない。
統計で見れば40~60の人が約7割。
東大生が数字で我々を見れば、人口のほとんどがバカに見えています。
暴力が生まれる理由は夫がバカか、妻がバカか。はたまた両方か。のいずれかに属していて、この中で性質的な問題とするのか、起因する原因とするのかを永遠にわちゃわちゃやっているのが私達です。
【圧倒的な情報量が暴力を抑える】
もし、家族だけでなく外に出ても人をぶん殴って回っている旦那なら当てはまらないが、家族間での話。お子さんがいて離婚を躊躇している。暴力や脅迫行為がなければ続けられる可能性があるなら知識をつけないと暴力はなくなりません。
ただ知識をつけるのではなく「圧倒的に」です。♂が読んでいるかどうかは知りませんが、女性のヒステリーにも対応出来るくらい情報を知るという事は重要なファクターを締めます。
男性よりも我を忘れるレベルでいったら女性のヒステリーのほうを収めるほうが、大変じゃないでしょうか。
極端な例をあげます。
「なんで夕飯に魚が入っているんだ!嫌いなの知ってんだろうがぁ~」
お皿をガチャーン!
「殺すぞ、このブスアマが!」
こんなシーンがあったとします。
そんな時に
「脅迫罪は、生命、身体、自由、名誉または財産に対して害を加える旨を告知して脅迫した場合に成立します。 強要罪は、脅迫又は暴行により、人に義務のないことを行なわせたり、権利の行使を妨害したりした場合に成立します。 恐喝罪は、人に害悪の告知をし、財物を交付させた場合に成立します。脅迫罪は2年以下もしくは30万以下の罰金、強要なら3年以下、罰金はない。つまり夫さんは犯罪者だ」
これをスマホで調べて後で言うのではなくて、この場面で夫へ冷静に伝えたとします。
殴って来るでしょうか?こんなこと言う奴、瓜田純士さんみたいにムカつく奴がいたら吉野家の中でもぶん殴るような狂犬でもない、あなたの夫は殴れる度胸があるのでしょうか。
「懲役?上等だよ」と言えるキモの座った夫なのでしょうか。
わりと強面の夫も普段攻撃的だが、実際懲役行っている程ヤバい男なのでしょうか。
実は、奥さんのほうが本当の旦那を知っているのではないですかね。冷静に思い出すことが大事なのかも知れませんね。
【暴力について話をする】
これも知識量がものを言うが、冷静な時に「暴力について」話をすることも有効です。
そんなこと言おうものなら
「家族を守るため」
「お前のため」
「それはお前が悪いから」とか言われると思うと思います。
だから話に条件をつけるのです。
私が女性の立場なら紙にでも条件を書きます。
暴力について話し合いの申立
・私がヒステリーを起こしたり、泣いたりしたら責任を取り離婚します。財産もいりません。
・夫側が話合い中、開き直る、怒鳴って有耶無耶にする、答えないなど逃避行動にでた場合は、自分で自分を好きな加減で刺して下さい。
多分こんな感じで話の場を設けます。
刺すのは弱くても奥まで刺すのも自由です。普段平気で人を殴るのだから自分はもちろん痛みなんかに負けない強い男なのでしょうと補足するのも良いと思います。
そんな話合いの必要はない系
「そう言うと思った」
「言われた通りの答えがでたよ」などいう。
詳しい話は絶対にしない。
じゃあ良いわとその場を去る。「話は終わっていない」系を言ってきたら「終わらせたのは私ではなくあなただ」と伝え話すと言うなら続行する。
話に乗ってきた場合系
単純に殴られる事は「痛い」事だけを伝える。
これ以上続くならや、どんな思いでとか絶対に言わない。冷静に痛い、やめろとだけ伝える。
それに対して言い訳が返ってくる場合「では今までの分を一発に込めて殴らせてくれ、金属バットで顔面をフルスイングで、殴れる人なのだから自分も当然痛みにも強いでしょ」と言う。
やってみろと言われれば本気でバットで殴る覚悟は決めておく。多分土壇場でなにかしら言い訳してくる。
やらないと誓いの種類
制約を立てる場合、あくまでも「暴力に対する制約」なので破った場合、私なら暴力を奮った場合自分で自分を包丁で刺せとします。
また同じく弱く刺しても強く刺してもそれは夫の判断に委ねる事が大事です。
離婚や、別居を促しても変わらない事がほとんどだし、別居しても嫌がらせを受けたり、警察沙汰になったりする場合もあります。
離婚するなら理由は暴力でも良いが、きちんと準備が必要です。
【多くの暴力夫は弱い】
女性側でも恥をかかされる事を極端に嫌う傾向があるように男性も恥をかかされることが嫌いです。
例えば実際制約を立てた後で殴られたりしたとします。
「約束通り自分で自分を刺して下さい」と伝えます。「警察でもなんでも呼べばいいじゃねーか」などと言う可能性もあるのでこういった中途半端な根性では乗り越えられない制約を設ける事で男性側の覚悟に委ねる方法を取ると、男性は追い込めます。
カッとなると我を忘れたり、怒鳴って「関係ねーだろ」とか有耶無耶にする旦那でも、禁を破った際守らない、浅いナイフの自傷ではカッコがつかないのだ。
暴力夫に支配され、まわりが見えない奥様がいらっしゃいましたら勇気を出して試して下さい。その話合いすら殴ってくるなら警察ですね。
コツはガッツリやらないと格好がつかない条件が良いと思います。
知識を得て、対等になれるよう頑張ってみてください。
凛1129
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